「音を鳴らす」から「美しい音を奏でる」へ

ピアノは指で鍵盤を押して、音を出す楽器です。

 

ピアノ以外の楽器 ー 例えばフルートやヴァイオリンなど ー は、まず音を出すことから勉強していきますが、

ピアノは10本ある私たちのどの指でも、どんな形でも、そしてどんな強さで弾いても、鍵盤を押しさえすれば音がなります。

ピアノは誰が弾いても音が鳴る魅力的な楽器です。

 

ところがピアノを弾くということは「音を出せば良い」というものではありません。

 

ピアノを習うということは、ピアノという楽器の奏法を学ぶことです。

教室のレッスンでは「美しいフォーム」で「美しい音を鳴らす」ことに重点を置いています。

 

 

ピアノを習うとどんないいことがあるでしょう?

ピアノを習うと、ピアノを通して「音楽」を知ることができます。

そしてピアノのレッスンを続けていくうちに、音楽だけでなく、音楽の周辺にあるものを知っていきます。

そしてピアノを弾ける喜びと共に、音楽と関わりのあるものにも視野を広げ、生きる力がつくのです。

 

 

視野を広げるとは・・・?

  • 好きなピアノを弾くと、作曲家のことや作曲家が生きたヨーロッパの歴史について、自然と興味が湧いてきます。
  • ピアノ以外の楽器にも興味が湧き、その興味は音楽全般へと浸透していきます。
  • 学校の合唱の伴奏に選ばれれば、大人数を導き支える喜びや責任感が学べます。

 

 

生きる力とは・・・?

  • ピアノのレッスンは一対一。社会で役立つコミュニケーション術が、小さな頃から自然と身についていきます。
  • 音にこだわった当教室のレッスンでは、耳が鍛えられます。耳が鍛えられると外国語の習得も早くなり、現代のグローバル社会に最も大切なものの一つである「語学」の学習能力が高くなります。
  • レッスンは一方通行ではなく、生徒さんと言葉のキャッチボールを行いながら進めていきます。レッスン中は講師から「あなたはどう弾きたい?」「どうしてそう弾きたいのかな?」といった質問をたくさん投げかけています。そうすることで生徒は自分の力で考えて音楽を作り、考える力が育っていきます。また限りあるレッスン時間内で、簡潔に言葉を伝える伝達力が高くなります。

 

今、この時代にこそ音楽を

多様化、グローバル化が唱えられる時代に生まれた私たち。

お子さまにはどのような未来が待ち受けているのでしょうか。

 

多くの情報が飛び交う現代では、様々な環境に対応するために、幅広い知識とともに柔軟な思考が必要となります。

知識の習得は個人のアイデンティティを確立していく助けとなります。

大人になって社会に出た時、人は環境に柔軟に対応しながらも、ぶれない「自分」=「アイデンティティ」を表現する力が求められます。

 

「ぶれない」とは「自分に自信を持っている」状態のことです。

 

自信をつけるためには「できた」という成功体験の積み重ねが必要です。

 

 ピアノはまさにこの成功体験が何度も繰り返し味わえる楽器なのです

 

例えば

毎回のピアノレッスンでは

  • 読譜やリズムの理解
  • 片手ずつから両手奏へ
  • シャープやフラットの理解
  • 一曲ずつ合格し、次の曲、次の本へと進む達成感 etc.

 

レッスン以外では

  • 発表会への参加
  • ピティナのステップやコンペ、コンクールへの参加(任意参加)
  • 小・中学校での合唱ピアニストへの選抜 etc.

 といった経験を積みながら

日々「昨日より今日」の自分に進歩を感じることで自信をつけ、自己を肯定していくことができるのです。

 

 

 

ピアノは他の習い事とまったく異なる特別な習い事です。

 ピアノは「脳に良い」と言われ、教育熱心な親御さんから注目されるだけでなく、

常に「習っていてよかった習い事」の上位を占めています。

それはどうしてでしょう?

 

 ピアニストの動画を見ると「すごい!」「どうしてあんなに速く指が動くの?!」などと思われたことはありませんか。

 なるほど、ピアニストは、私たちの日常生活だけでは通常得られない速さで指を動かしていますね。

 この時、ピアニストの脳や身体は、どうなってるのでしょうか。

 

 

 

 ピアノを弾くための技術

「ピアノを弾く」ということは、脳や身体的な能力を最大限に使う高度な運動です。

単に鍵盤を指で押すだけではピアノは弾けません。

 

では「ピアノを弾く」ためにどのような技術を使っているのでしょうか。

  • 楽譜にある音符という記号を見て、それを鍵盤の場所に置き換えます。そして脳がその情報を指へ瞬時に伝達し、運動させています。

ピアノは10本の指を使って演奏する楽器で、それぞれの指が独立して動きます。そのためにほかに類をみないほど楽譜も複雑です。そうした楽譜を弾くためには、一つずつ音符を目で追うのではなく、固まりとして音符を判断して弾いていきます。特に速い動きには素早い判断力が必要となります。目 → 脳 → 筋肉の連続運動が、ピアノを弾く間中、連続して行われています。

  • 記憶力や感覚が鋭くなります。

ピアノを弾くには記憶力が必要です。楽譜を見ながら練習・演奏する場合、目は楽譜を追ったまま、指は鍵盤を触っています。指は感覚を使って、どこに何の音があるのかを体全体に覚えこませていきます。逆に、楽譜を見ていない場合(楽譜を見ずに弾くことを「暗譜で弾く」と言います)、目は鍵盤を見ていますが、脳内で記憶された楽譜を追いながら演奏していきます。これが両手で行われるのです。パソコンのブラインドタッチを思い浮かべてみてくださいね。パソコンは約30センチほどですが、ピアノは約150センチの間を自由に移動していきます。

  • 指の腹、わずか1センチ平方の接触を体全体でコントロールしながら音を出します。

ピアノは鍵盤をただ押しても「美しい音」は鳴らせません。「美しい音」を出すためには、どんな力加減で、どの部分の筋肉を使い、また逆に緩めるのか(脱力)といった身体機能を、体の感覚と聴覚で探っていかなければなりません。またピアノは右手の「メロディ」と左手の「伴奏」を弾き分けることが必要なだけでなく、さらに10本の指すべてを思い通りに動かすことによって、複雑に絡み合った多声部奏を行う必要があります。多声部の楽曲はバッハを代表とするバロック期の作曲技法です。バロック音楽はモーツァルト、ベートーヴェン、ショパンやリストといった古典期からロマン期のレパートリーの礎となっています。当教室はバロック音楽を得意とする講師の教室で、生徒さんはお子様はもちろん、ピアノ講師まで在籍しております。特にピアノ講師にはバロック期のレッスン指導や、セミナーを行っております。セミナーは社団法人全日本ピアノ指導者協会(通称 PTNA)の全国セミナーとして登録されています。

  • 想像力を働かせることにより、未来への予測能力が高くなります。

ピアノは答案用紙のように、間違えたり、綺麗に清書したいからといって消しゴムで消すことができません。

ピアノは時間とともに過ぎ行く「時間芸術」なのです。しかしピアノは何度も繰り返しトレーニングを重ねることによって、どのように弾けばどのような音を響かせることができるのか、弾く前に自分の音を予測することができるようになります。このような日々の経験(練習)を記憶し、その積み重ねが未来の自分の行動を導き出せるようになります。そして将来、ピアノ以外の分野でも、自分の行動を予測し、より良い選択ができる大人へと成長していくこととなるでしょう。

  •  与えられた道具で最大限の力が出せるようになります。

ピアノは他の楽器と違い巨大なため持ち運びができません。ピアノにはそれぞれ個性があり、タッチや鍵盤の感触、高音や低音の響き方、弦の張り具合、ペダルを踏む深さ・・・など千差万別です。

演奏者はホールに備え付けの初対面のピアノに合わせて、脳と身体をうまく連動させながら、指さばきや腕、肘、足などの筋肉の動きをコントロールし、与えられた楽器を使って最善を尽くす努力をします 

 

  • 構成力、表現力がつき、語彙力がアップします。

楽譜には音符だけではなく、様々な情報が盛り込まれています。音楽は文章と同じように、どこに句読点が置かれているのか、段落はどこで始まりどこで終わるのかを追いながら、作品が展開する様子を楽しんでゆきます。音楽にも起承転結があるのです。

さらに演奏者は作曲家の意図をくみ取りながら、自分の力を通して、聞き手に納得させる表現をしていきます。こうした日々の音楽の訓練は、生活をするなかでも有効です。ピアノの学習を通し、周囲の環境を観察し、自分のアイデンティティと役割を照らし合わせながら、社会のなかで最大限に自己表現することが可能になります。

 

 

ピアノは脳に良い 

「ピアノは頭が良くなる」「ピアノは脳に良い」といわれているピアノ。

ピアノは昨今の科学の発達によって、ピアノが脳にもたらす影響が実証されてきています。

 

実際、東大生の2人に1人がピアノを習っており、さらにヴァイオリンやエレクトーンといった楽器を含めると、

6割以上が幼少の頃から音楽に触れている、というデータもあります。

 

反して、一般的に何か楽器を習ってる小学生の割合は4人に1人です。

さらに一般的な男女の比率は1:3で女子が圧倒的に多いですが、東大では4:1の割合で男子が多いです。

もちろんこれは、東大の男子学生が多いことも関係しているとは思います。

 

ですが世界的に見て

「女子は男子よりも成績が良い」という結果が

OECD(経済協力開発機構)のPISA調査(生徒の学習到達度調査)によって出ています。

(こうした男女間の得点差は2000年以降改善している国はないそうです)

 

このことは、東京大学の学生たちが「脳に良い」と言われるピアノを弾いていたことも、学力向上の要因の一つと思いたくもなります。

それに何よりも、男子がピアノを弾いている姿はかっこいいですね。

参考までに当教室の幼稚園・小学生の男女の比率は1:1です。

  

 

正しいレッスンで膨らむ可能性

ピアノはただ習えば効果が上がるものではありません。

適切な指導者の元で正しいレッスンを受け、訓練を続けていくことが大切です。

 

ピアノの訓練によって左右の大脳をつなぐ脳梁が太くなり、脳のバランスが良くなります。言語に関する神経束(軸索)が非音楽家と比べて5倍くらい太くなり、結果、語彙が増えます

指先の細かな運動は、運動・知的・感情的機能をコントロールする小脳も大きくなり、さらに記憶や学習能力を司る海馬も発達します。

 

 

ピアノは将来の幸せを導きます

人が幸せな人生を叶えるためには、IQ(一般的知能)よりもHQ(人間性知能)が重要だと言われています。

HQとは人間らしい人生を送るための能力のことです。HQが高ければ、理性や協調性、思いやりのあるより魅力的な人間となります。

HQの中心的な機能は、ワーキングメモリです。

ピアノは、読み書き、計算などの基礎となる、私たちの日常生活や学習を支えるこのワーキングメモリを鍛えます。

ワーキングメモリは問題解決能力、社会性、創造性など、人生の成功のすべての基礎です。

そしてHQが上がればIQも上がります。

子ども時代にピアノを習うことで、脳の構造が良い方向へと変わり、その後の人生設計にも関係していくことでしょう。

 

 

教室の特徴